【事件2：副店長vsベテランおばちゃん】社員Aのブラック企業体験記

このテーマを見た瞬間、共通のエピソードとして感じたかもしれない。

どの職場にも一人はいるが、従業員を影でまとめる個性的なベテランの女性が存在する。

通称：性格のズレた【ば○ぁ】

特に、正社員として入社したとはいえ、自分の母親くらいの年齢の人を相手にするのには精神的な負担が大きい。

私は研修生から「副店長」に昇進。当時、毎日のようにこの「ば〇ぁ」と喧嘩をしていた。彼女はとにかくマニュアルを無視して、勝手に弁当のレシピを変えるなど、全く言うことを聞かない。私もまだまだ経験が浅かったが、若さゆえに激しく口論していた。

そんな過重なストレスの中、ある日「ば〇ぁ」が若い女性の従業員を集中的にいじめ始めたのだ。

以下はその時のやりとりの一コマである。

副店長Ａ「Ｋさん。あなたが仕事を頑張っているのも分かるし、この店の戦力であるのは解りますが、なぜＦちゃんを集中的にいじめるような真似をするの？」

ば〇ぁＫ「そんなん知らんわぁ！」

典型的なむかつく関西弁で答える。さすがの私も今までのうっ憤もあり、キレてしまい近くの壁を思いっきり殴ってしまった。

!!ドカッ!!

という快音とともに、まさかの壁貫通。

・・・からの拳流血。

それで気のおさまらない私は「ば〇ぁ」を問い詰めたところ。ばばぁＫが泣き始める。

だってあの娘！

チキン南蛮弁当のチキンに直接タルタルソースのせるんやもん！！

そこぉ～

副店長Ａ「・・・あのね。Ｋさんそもそもチキン南蛮弁当はタルタルソースを上にかけるようにマニュアルでそうなっています。」

「今後もこのようなことを続けるなら、辞めてもらいます!」

実際人手不足で辞められると困るのだが、釘を刺すためにそう言い放った。

すると

ば〇ぁK「・・・夫に相談します。」

副店長A「・・・」

もはや言葉も出ない。

その後、ば〇ぁは夫に相談。

旦那さん「お前が悪い！」

と切り捨てられた。旦那さんがまともでよかった。本人も反省し、それからは私に対して猫のようになる・・・

　
しかし私はこの戦いで大きな傷を負ってしまった。

まずコンクリートの壁を打ち抜いた【ボロボロの流血の拳】

そして

私は学生を卒業して、社会人になってわずか３カ月で胃に風穴をあけることとなる。

医者「入院」

副店長A「店に人が足りていないので、それは困ります・・・」

私はその後、ドラゴンボールのピッコロみたいな色の薬と水だけで２週間すごし、１０㌔ほど痩せた。

壊した壁はカレンダーで隠しました。